アスベスト基礎知識

アスベストの代替え建材を調査・解説!

アスベストの危険性が高いことから、ここ数年アスベストに関する法改正がなされ、アスベスト含有の建材の使用は禁止となりました。

そこで、高性能で安価なアスベストに代わる建材がないかと探されている人も多いのではないでしょうか。 この記事では、法律に準じアスベストの性能に近い素材をピックアップし、安全性とともに紹介します。 ぜひ最後まで読んで、今後の建材選びにお役立てください。

アスベストの危険性

アスベストは別名「石綿」とも呼ばれる天然鉱物繊維で、熱や摩擦に強いうえに安価なため昔はよく使われた建材です。しかし、素材の性質上発じん性が高く、ホコリを吸い込み長時間肺に滞留することが原因で健康被害の報告が多くなりました。こういった背景から、今では使用が禁止となりました。

アスベストに代わる建材はあるのか?

アスベストは高性能な上に安価なので、このような素材に匹敵する建材はないというのが現状です。そのためさまざまな材料の中から用途に適したものを使用しています。

人造ガラス質繊維(人造鉱物繊維)

ガラスやセラミックを使い、人工的に細い糸状に加工したものを「人造ガラス質繊維」と言います。

《ガラス長繊維》
原料:ガラス
ガラスを溶かし、細い糸状にしたもの
プラスチックを補強

《グラスウール》
原料:ガラス
ガラスを溶かし、容器を回転させながら細い糸状にし、繊維が綿状にからみあったもの
防音材・断熱材として使用

《ロックウール》
原料:天然の岩石
細い糸状で繊維が綿状にからみあったもの
断熱材・防音材・耐火材として使用

《スラグウール》
原料:製鉄の過程で作られる副生成物作「スラグ」
細い糸状で繊維が綿状にからみあったもの
断熱材・防音材・耐火材として使用

人造結晶質繊維(ウィスカー、セラミック繊維)

《ウィスカー》
“猫のひげ結晶”と呼ばれるほど細い結晶
耐摩耗性があり、ブレーキパッドなに使用

《炭素繊維》
炭素が主成分の耐薬品性、耐熱性がある繊維です。
強化繊維であることから、新幹線や飛行機のボディなどに使用

現状、人体影響評価が不明なものが多いため、アスベストの代替として使う場合は、充分な生体影響評価をする必要があります。

有機繊維

有機繊維は高分子から作った繊維です。種類が豊富なので主なものをピックアップして紹介します。

《アラミド繊維(芳香族ポリアミド繊維)》
ナイロンの仲間でかなり強度がある素材です
耐熱性、耐摩耗性に優れているため、ブレーキパッドやガスケットなどに使用

《ビニロン繊維(ポリビニルアルコール繊維)》
純国産技術で衣料用に開発された素材
非常に丈夫な繊維で、アルカリ性にも耐性がありセメントとの相性も良いため、セメントの補強財として建材に使われています。

使用方法によっては吸入性繊維化する恐れがあるので、注意が必要です。

ロックウールとアスベストの安全性の違い

ロックウール(岩綿)は、玄武岩や鉄炉スラグなどに石灰を入れて作られた人造鉱物繊維です。断熱性・吸音性などにも優れているためアスベストの代替材として使用されています。

ロックルールは、常温で使用する場合はホルムアルデヒド(シックハウス症候群の原因の一つ)の発生は微量で建築基準を満たすため、多量に吸い込まない限り健康に影響はありません。また、解体時などは粉じん防止の対策を講じることで、特に大きな心配はないでしょう。

それに対し、アスベスト(石綿)は天然鉱物繊維で、体内に吸入されやすく健康被害が多数報告されたことから、使用が禁止となった危険性の高い建材です。

まとめ

アスベストの危険性にともない法改正が続く中、アスベストに代わる高性能で安価な建材が求められています。

今回紹介した素材は、アスベストに代わる素材を求め開発されてきたもので、今のところ安全な素材として使用されています。しかし、数年後に健康被害が出ないとも言い切れないので、粉じんの処理時には充分な対応を心がけましょう。

 

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